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汎インターネットピクニック日記

id:rikoの個人の日記です(✿╹◡╹) まじめなのは http://blog.nakagawariko.com こちら

女子本を読む:第二回「ほんのちょっと変わるだけで素敵な男性が手をさしのべてくれる本 」

読書

書店のレジに持っていくのが恐ろしく恥ずかしいタイトルですが、女子本読みとしてはそこでひるんではいけないとおもいました。

ほんのちょっと変わるだけで素敵な男性が手をさしのべてくれる本

ほんのちょっと変わるだけで素敵な男性が手をさしのべてくれる本

この手の「女性向けモテ本」ってジャンルは本当にたくさん出版されていますが、だいたいのところが「声をかけてきた人に対してどう対応するか」というところから始まっております。前提が「向こうから声をかけられる程度のポテンシャルがある」ところから始まってる。そうじゃない女子がそれを前提に行動するとたいてい大惨事なのですが、世の中、なぜか、そうじゃない女子がいるということが可視化されていないのです。「女ってだけでチヤホヤされてセックスに不自由しないしいいよなー」みたいなことを言う男は、世の中に多数いるチヤホヤされない女子は女としてカウントしてないように思います。

で、この本のすばらしいところは、基本的にそれ以前の立ち位置にいる人が読む本であることを明確にしていること。男性で言えば「脱オタ」みたいなスタンスの本って、女子向けの本ではほとんどありません。だから貴重です。ちなみに、当初、電子出版されていた時のタイトルが「非モテの星」だったそうです。ド直球。

でも、この本は、自分を「非モテ」って自認していて、さらにそれをアイデンティティにしてしまってる「こじらせ女」タイプにとっては「そんなのとっくにわかってること」として受け取られると思います。具体的なメソッドには触れませんが、実際、この本に書かれてるメソッドは決して「ほんのちょっと変わるだけ」ではありません。人によっては価値観を根底から変えてしまうことになるかも知れないです。書かれていること一つ一つは簡単だけど、それを抵抗なくできるような人だったら最初からモテてる。で、さらに言うと、ここで言う「素敵な男性」は「いま自分が素敵だと思ってる男性」ではないかも知れないし、なにもしないでも「向こうから手を差し伸べてくれる」ということはなさそうです。

紙で出るときに加筆改題されて今のタイトルになったのですが、この本のターゲットは、おそらく自称「非モテ」ではなくて、地味で女の子とばっかりつるんでて「見た目も性格も普通なのに、なぜか彼氏ができないのはどうしてかな?」ぐらいの自己認識の人。まさに、この一見ソフトである意味非常に都合のいいタイトルに惹かれて本を手にとってしまうようなタイプがメインターゲットなので非常に正しい改題だと思いました。

ところで、ブロガーのマネタイズ方法って、ブログの広告収入とかブログ本の印税から、セミナーとか講演、個人カウンセリングに移行しつつあるようですね。この本の著者の方もそうですが、いつのまにか、自分のブログや本を教科書にするスタイルでブログを仕事にする方が増えてるように思います。かつて、ブログで食べる方法といえば、本で一山当てる!みたいな時代もありましたが、より、リアルに密着した方向に移行しつつあることが、女子本界隈からは感じられます。